仕事力の磨き方

「仕事力の磨き方」始めました

フランス旅行:モンサンミッシェル

僕が仕事で、安定的な成果が出せるようになった、そしてチームリーダーとして足腰の強い後進育成に貢献できるようになった「経緯(いきさつ)」を説明します

過剰な労働時間で体はボロボロに

僕は、1日に電話の着信50件超、メールの受信300件超という最低な労働環境でいろんな企画の仕事するビジネスパーソンでした。前任者の崩壊しかかったプロジェクトの統括担当を引継いだばかりでした。当時、帰宅は24時過ぎ、土日休日・ゴールデンウィークの出勤もいとわないハードワーク。そんな勤務が2年ほど続きました

ちょうど30歳にさしかかる頃。寝ても疲れがとれない日々が続くようになりました。たまの休みの日は、ここぞとばかりに夕方まで寝ていました。さらに、繰り返されるぎっくり腰。こんな体になったのは、年のせいだろうとなんだかよくわからない理屈でいつも自分をごまかしていました。最後には、体中に発疹、水泡ができてきて、激しい痛みや痒みに襲われました。真夜中の帰宅後、靴を脱ぐと、足にできた水泡が割れて、靴下はびしょびしょ。今にして思えばとんでもないことが自分の体に起きていたわけです。ところが、じわりじわりと症状が悪化していったものなので、「しばらくすれば治るさ」と平然としていました。その後、まもなくして、高熱でダウン。医者にかかると、過労で体の免疫が低下し、体中にばい菌が蔓延していたことが病因であることがわかります。血液検査の結果をみた医者の驚きの表情が今も忘れられません。下痢が止まらなくなるほどの強い抗生物質を服用して1週間、あっという間に症状が緩和されました。もし、このとき高熱という体の無言の抵抗がないまま仕事を続けていたらと思うと、ぞっとします

当然、こんな体の状態で仕事をするわけですから、安定した仕事の成果はでません。体調不良は、仕事上のちょっとしたミスややり直しの原因にもなりました。さらに、頼まれた仕事ができません。「あの件、どうなった?」という無駄なトレースを絶え間なく受けていました。期限超過した仕事に対する、周りからの冷たい視線。もう30歳になろうとしているのに、仕事のやり方が確立できていなかったのです

働き方を見直すきっかけ

そんなときに受けたある研修は衝撃でした。参加者が、あるテーマに沿って、議論するのですが、講師がうまくみんなの発言を促しながら、あっという間にきれいなパワーポイントに整理をしていく光景を目の当たりにしたのです。いわゆる「リアルタイム議事録」ですね。それは華麗なタッチタイピングとショートカットキーの操作でした。マウスカーソルの動きにも一切の無駄がない。加えて、少し難しい言葉を使う参加者がいたりすれば、それとなく、ほかの参加者の理解度を顔つきで判断し、わかりやすい言葉で言い直し、ほかの参加者が置いてけぼりにならないようにする配慮。さらには、論理的にかつシンプルに議論の結果をアウトプットしていく技術。今までの僕の仕事のやり方を完全に否定された気分でした。僕は、間違った努力をし続けていたのです

働き方を見直そう

その日からというもの、僕はたくさんのビジネス書やノウハウ本を読み漁り、日々、仕事上の試行錯誤を繰り返しました。少しずつですが、受ける仕事よりも、こなす仕事が増えていき、勤務時間が短くなっていきました。そして、決まった時間の食事、会社帰りのスポーツジム通いなども習慣化していきます。3年ほど経ってようやく、体の調子がよくなり、寝れば疲れが取れる状態となりました。ただ、失った3年間はやはり大きすぎます。家族にも相当に心配をかけました。僕のように、仕事で家族や自分を犠牲にしない人が一人でも世の中からいなくなりますように

ここでご紹介するのは、僕のそうした試行錯誤を踏まえて、僕が足腰の強いチームを作るために、チームメンバーの仕事力の鍛え方を整理したものです。新社会人や仕事の進め方で悩んでいる方さらには、チームメンバーの安定した成果が出ないことに悩むリーダーなど、仕事力の鍛え方に悩むビジネスパーソンの皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。「仕事力の磨き方」始めました

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